クラスTシャツ、基本のキ

クラスTシャツとは、体育祭や学園祭といった学校行事などの際にクラス全員で着用する揃いのTシャツのことです。クラTとも呼ばれます。1990年ごろから全国の学校へ広まり始めたそうです。行事の終了後は思い出の品として保管するほか、Tシャツとして部屋着に使用するという話がよく聞かれます。

デザインを考えたらwebから商品発注ができ、完成した商品は手元まで配送してもらえるので手軽に作成できます。1枚あたりの価格は平均1000円程度です。安いものでは700円前後から、高いものでも2000円ほどで作成できます。値段はデザインの印刷に使用するインクのカラーや数、デザインをプリントする箇所や数、シャツの材質などによって左右されます。

クラスTシャツを作る目的を尋ねられたら、全員で揃いの服を着ることで絆や団結力を高めることやクラスでの思い出作りということが考えられるでしょう。しかし、それだけでなく昨今では、写真写りやSNS映えがよいという理由で重宝されるようになってきているのです。例えば、クラスTシャツを着た学生らしい青春の一コマをSNSにアップしたり、Tシャツに印刷されたオリジナルデザインをSNSのアイコンにして自分らしさを表現したりします。同じクラスの友人とクラスTシャツを着てテーマパークに遊びに行き、写真を撮るというのも青春らしいイベントだと人気があるようです。

時代と共に少しずつ目的を変えつつも、クラスTシャツは学校行事にまつわるアイテムとして主要な位置を占める存在なのです。

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